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4月14日 横浜ビー・コルセアーズ戦 2021/4/17掲載
試合後、横浜ビー・コルセアーズの竹田謙選手引退セレモニーを実施。


既に今季限りで引退を発表している横浜ビー・コルセアーズの竹田謙選手を宇都宮のホームゲームで見ることができる最後の試合に竹田選手がスターターで出場した。

※竹田選手は、ブレックスに2008年から6シーズン在籍し、ブレックス初の日本一(JBL2009-2010シーズン)になった時の立役者の一人でもある。
※この時、田臥選手の他、安斎HC、町田ACが選手として在籍。

試合は、鵤のドライブインで先制し、比江島、渡邉の3Pシュートを決めるなどしたが、シュートを決めきれない時間帯もあり17対17で第1Qが終了。

第2Qの立ち上がりにジェフ・ギブスがゴール下で連続得点しリードすると喜多川のドライブイン、3Pシュートでリードを広げ、スコットのダンクで43対27で前半を折り返した。

第3Qに連続8失点で一時8点差まで詰め寄られたが終盤にギブスとロシターの得点で盛り返し、第4Qにも連続得点を許した時間帯があったが77対71で逃げ切った。

試合後に、横浜ビー・コルセアーズ竹田選手のセレモニーが行われ、コート中央に立った竹田選手に当時のチームメートでもある安齋HCと田臥選手が労いの言葉をかけ、花束を渡した。

竹田選手は「宇都宮には素晴らしいファンがいることを僕は知っています。安齋HC、藤本社長を胴上げできるように後押ししてください。横浜アリーナで待っています」とあいさつし、最後にファンに手を振りながらコートを一周してコートを去った。

宇都宮vs横浜
77-69
17-1st-17
26-2nd-10
20-3nd-22
14-4th-22

得点
#40ジョシュ・スコット22
#4ジェフ・ギブス13
#22ライアン・ロシター11
#31喜多川 修平7
#6比江島 慎6
#13渡邉 裕規6


■ 試合展望
先月の3月20日(土)、21日(日)にホームで連勝した横浜ビー・コルセアーズとのナイトゲーム。

前回の試合で連勝したもののクロスゲームの試合となり、横浜のディフェンスに苦しめられた印象があり、油断はできない。

残りホームゲームも4試合。
東地区優勝のためにも重要な1戦となる。


■ 試合写真 (©B.LEAGUE)



■ ヘッドコーチ/選手コメント
■安齋HC
前半は特にディフェンスの方が良くてそこからトランジションも出始めたりしたんで、自分たちの流れに持っていきましたけど、後半はターンオーバーが多くて、ディフェンスも崩れて失点も多くなってしまったので、そこが反省点かなと思います。

竹さんの最後のブレアリのゲームだったので、もっといっぱい見たかったんですけど、勝負ごとなんで難しかったですけど、竹さんの元気な姿をファンの皆さんも見てもらえて良かったかなと思います。

流れが横浜に行きそうな時間帯もありましたけど、そこをしっかりと踏ん張って、ある程度のリードを保ちながらゲーム運びが出来たんで、勝ちに繋がるようなゲーム展開だったと思います。

そういうゲームでもターンオーバーもそうですし、個人個人のスキルの部分だったり、チーム的に反省はあるんで、すぐ金曜日に試合なんで備えたいと思います。


■渡邉裕規選手
残りもうブレックスアリーナで試合すること少ないですし、夜遅い試合で勝てたことが良かったと思います。

この前の富山との試合でかなり悔しい思いをしましたので、また金曜日に富山と試合をする機会がありますので、この前の負けた悔しさを2戦とも晴らせたらいいかなと思います。

(横浜・竹田選手について)
ブレックスアリーナで15番背負っている竹さんというのがやっぱりイメージにあるし、もちろん横浜でやられていたという功績ももちろんありますけども、やっぱり僕たちの中ではチームメイトとしてやられていたことと、僕が来て竹さんキャプテンだったので、かなり印象に残っています。

最後ブレックスアリーナでセレモニーみたいなものが出来たのは、僕らも良い気分になったというかそういう場に立ち会えて良かったなと思います。


■竹田謙選手(横浜)
寂しい気持ちもありますが、思いがけず盛大に2回目のセレモニーをしていただいて恐縮です。
本当に嬉しかったです。

ビーコルとしては5年間ブレックスに勝てていないので、なんとか最後に勝ちたいという気持ちでコートに立ちました。

バスケ人生を振り返って、すごく楽しかったです。
中学から始めて、まさかこんなにも長くバスケットをすると思っていなかったですし、プロチームや、日本代表にも選ばれて、最後にいろんな人に祝ってもらえることは本当に幸せだとつくづく思います。

体力的には若い時とは違う中で、バスケットに向き合えたことは自分にとっていい経験でしたし、バスケットは奥深くて楽しいと感じることができて、復帰後の5年間で違う意味でまたさらにバスケットを好きになれました。

横浜のファンのみなさんへ、まだ試合はあるので、少しでも良い試合、良いプレーをお見せできるように、残りの自分の力を使いたいと思っています。

宇都宮のファンのみなさんへ、自分自身も苦楽を共にしたという感覚が強くあるので、みなさんが喜んでいる姿を見られるのは自分にとっても嬉しいです。
ぜひこれからも、良い時も悪い時もあると思いますが、ブレックスのそばでサポートしてほしいなと思います。


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