|
|
10月24日 サンロッカーズ渋谷戦 |
2020/10/25掲載 |
2020年の天皇杯覇者サンロッカーズ渋谷に快勝
LJ・ピークと遠藤が5本中4本、チーム全体としても52.2%の確率で3Pシュートを決めるなど、今シーズン初の90点台で勝利。
惜しくも100点ゲームは逃した。
まずは、SR渋谷に1勝。
明日の試合に勝って、2連勝して東地区の上位をキープしたい。
宇都宮 | vs | 渋谷 |
97 | - | 66 |
28 | -1st- | 21 |
22 | -2nd- | 13 |
18 | -3nd- | 15 |
29 | -4th- | 17 |
得点 |
#7 | テーブス 海 | 14 |
#9 | 遠藤 祐亮 | 14 |
#40 | ジョシュ・スコット | 14 |
#5 | LJ・ピーク | 12 |
#10 | 竹内 公輔 | 11 |
■ 試合展望
アウェィで東地区の強豪千葉ジェッツとアルバルク東京と3連戦を2勝1敗で乗り切った宇都宮ブレックスが次に挑むのは、2020年の天皇杯覇者サンロッカーズ渋谷。
昨シーズンの対戦成績は、1勝1敗と互角。
チーム全員で激しいディフェンスをするSR渋谷に対し、試合開始から主導権を握れるかが試合結果に左右されそうである。
今シーズンのSR渋谷は、3勝4敗と負け越しているが、強豪チームとの僅差で敗戦であり、油断することはできない。
会場となる栃木県立県北体育館は、今シーズン唯一の大田原市でのゲーム。
ファンと共に天皇杯の覇者、SR渋谷に挑む。
■ 観戦レポート
第1Q、SR渋谷のベンドラメに3Pシュートで先制点を許すが、スコットの連続得点をきっかけにディフェンスのリズムを掴み、比江島や遠藤が3Pシュートを決める。
SR渋谷の広瀬に3Pシュート、マカドゥにダンクを決められるなど、連続得点される時間帯があったが、ピークの3Pシュートや終了間際にテーブスが得点し、28対21で第1Q終了。
第2Q、竹内がブロックショットを連発するとファーストブレイクでテーブスが3Pシュートを沈め、10-0のランで38対21とリードを広げる。
ディフェンスの強度を上げ失点を抑え、比江島やスコットの得点、ギブスのスティールからそのままドリブルで持ち込みダンクを決め50対34で第2Q終了。
第3Q、SR渋谷の激しいディフェンスでターンオーバーを犯してしまい、連続得点を許してしまうが、渡邉のスティールからの得点、ピークの2本の3Pシュートで流れは譲らない。
竹内がオフェンスリバウンドから得点すると#31 喜多川が巧みにバンクショットを決め、68対49で最終クォーターへ。
第4Q、ピークが3Pを決め、竹内がジャンプショット、コーナーからの3Pシュートを決めリードを広げる。
さらに遠藤が3本の3Pシュートを決めるなど、攻撃の手を緩めない。
SR渋谷の集中力が切れたところを突き、テーブスがリングに切れ込むなどし、最終97対66の31点差で快勝した。
SR渋谷を60点台に抑えたディフェンスと5選手が10点以上を取ったオフェンスから、チーム全体の好調が伺える。
試合を重ねるごとに新規加入のスコットのゴール下での活躍、LJ・ピークの存在感が増しており、テーブス海もチームに勢いを与えている。
しかし安斎HCは、「出来ているときと出来ていないときの差が激しい。」と、明日の試合に備えたいようだ。
■ 試合写真 (©B.LEAGUE)
■ ヘッドコーチ/選手コメント
■安齋HC
渋谷さんは得点力が高いチームなので、チームのルールに沿ってあの点差に抑えられたのは評価して良いと思う。
出来ているときと出来ていないときの差が激しくて、そこを詰めていかなければいけないし、明日は全然違った展開になると思うので、しっかり反省して明日に備えたい。
後から出て行ったメンバーがかなりパフォーマンスが良かったので、今日は長くなった。
相手がタイムアウトを取るのは苦しい時なので、そういう時にもう一回行けるかというところなので、その辺の意識は今日は低かったと思う。
LJは、思ってたより早くチームに馴染んでくれて、本当にチームプレーヤーだし、自分が空いているかどうかの判断も持っているし、オフェンスに関してそうだし、ディフェンスのプレッシャー、今日ルーズボールの良いのがありましたけど、ああいうのを外国人で初めてうちに来てくれた選手がやってくれるのはうちにとって相当ありがたい。
それをもともと持っているのは素晴らしい選手。
体の強さもあるしボールハンドラーにもなれてシュートも入る。正直映像を見ているときはあそこまで色々やる選手とは思っていなかった。
ここからもうちょっとコンディションを挙げてくれるとよりディフェンスの部分とかもプレータイムも。今ちょっと長く出しているとちょっと疲れてしまうので、徐々にやって行ってくれれば良いと思います。
■竹内公輔選手
千葉、東京とアウェイで戦ってきて、成績的には2勝1敗でしたけど、チームとしては良いバスケットが出来たと思っている。そのまま渋谷ともフォーカスして今日の試合出だし18対9とランが作れたのもそういったメンタルの部分で良い状態だったのかと思います。
セカンドユニットとして出て18対9から詰められたりして、明日はそういったスタメンが作ってくれたアドバンテージをもっともっと広げていきたいなと思っています。
渋谷も明日は激しく来ると思うので、受けないでぶつかっていきたいと思います。
インパクトとかエナジーを与えるとかをモチベーションにしていて、今日はある程度出来たと思っている。強豪と言われているチーム相手でも、そういったプレーを出していけるようにするのが自分のモチベーションになっている。
|
| 2020-2021シーズン |
特集・取材レポート
|