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8月20日 ヘッドコーチ就任記者会見 |
2012/8/20掲載 |
BREX新ヘッドコーチがチームに合流。新ヘッドコーチの元、V奪還を目指す!
8月20日(月)に県庁記者クラブで新ヘッドコーチ(以下、「HC」)の就任記者会見が行われた。
BREXは、昨シーズン終了後から新HCの人選を慎重に進めていた。
候補の一人となったアンタナス・シレイカHCは、リトニア代表のヘッドコーチを務め、2003年のヨーロッパ選手権で優勝や2004年のアテネ五輪で4位入賞を果たすなど実績のあるコーチ。
今シーズンのスローガン「One Team, One Spirit」は、シレイカHCの哲学にも近かった。
鎌田代表は、「もともとリトアニアのバスケットは、基本に忠実で強いバスケット。
僕らのチームにとっても今後かなりステップアップが出来るHCを探さなければいけないというところがあった。色々な国からオファーが来ているなかで、長い期間一度来日をしてもらってミーティングをしてもらった。」とHC決定の経緯について振り返った。
シレイカHCが日本に来日したのは8月13日(月)、8月15日(水)から練習に参加し選手たちがみんな頑張っていることにびっくりしたという。
私が指導すればより良いチームを作ることが出来ると選手たちの印象を語った。
また、シレイカHCは、「リトアニアのバスケットと日本のバスケットを融合することが出来れば、みなさまの期待している最高の結果を得られると思っている。」と意気込みを見せ、シレイカHCが目指すバスケットは、「賢くファンにとっても綺麗なバスケットボール」だという。
賢いバスケットをするため、足と手だけではなく、頭も使ったバスケットをしてもらえると嬉しいと選手に対して要望。
綺麗なバスケットボールと例えて、ファンに見てもらえるバスケットを目指すため、期待に応えるようなゲームをしていって、皆様に失望を与えないようなゲームをしていきたいと応援するファンにも気遣いがあった。
シレイカHCは、いつも選手たちに、One Fist(ワン・フィスト)「ひとつの拳になろう」ということを言い続けており、それぞれの選手が1本1本の指になって、それがひとつのチームとして拳になるということを目指しているという。
チームとして大切なことは、最初はそれぞれの選手が強くなって、ひとつの拳に近づいてくことで、チームみんなで同じ方向を向いていること。それを目指す。
チームは今何が課題で、どういう風に強化したいと思っているか」という質問に対しては、いくつかの点があるが、シュート、1対1のゲーム、自分の一番強い所を使えることを挙げたが、一番大切な点はディフェンスとした。
リトアニア語を話すHCと選手とのコミュニケーションは、選手とアシスタントコーチが英語を話せるので、英語を通してコミュニケーションを図っていくようであった。
鎌田代表は、練習を見てもらっている中で、選手たちもモチベーション高くやっている。新しい練習も新鮮さを感じてやっているようだと、HCの手腕に期待しV奪還を目指す。
※ リトアニアのHCは、JBL(旧日本リーグ含む)のチームで初めての就任となった。
■ 取材写真
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| 2012-2013シーズン |
特集・取材レポート
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