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2月19日 三遠ネオフェニックス戦 |
2017/2/19掲載 |
バイウィークを挟み、レギュラーシーズン再開
栃木BREX | vs | 三遠 |
93 | - | 88 |
29 | -1st- | 18 |
12 | -2nd- | 15 |
25 | -3nd- | 26 |
27 | -4th- | 29 |
前節の試合で、東地区の首位になったBREX。
2か月ぶりとなるブレックスアリーナでのホームゲームに挑む。
対戦する三遠ネオフェニックスは、かつてBREXに在籍していた田渡が、3Pシュート成功率が現在1位と今季好調で、3人の外国籍選手を中心にバランス良く得点してくる。
外国人選手のチルドレスは、昨年11月に三遠に加入した元NBA選手で、BREXの田臥と、2004年のNBA開幕戦で対戦した過去がある。
※田臥は、フェニックス・サンズでプレー。
※チルドレスはアトランタ・ホークスでプレー。
第1Q、ロシターのフェイダウェイで先制するBREXは、田臥のレイアップ、古川、遠藤のジャンプショットと5本すべてのシュートが全て決まる。
対する三猿ネオフェニックスも、田渡の連続3Pから始まり、チルドレスとレイアップ、ジャンプショットと4本すべてのシュートが決まり、試合開始3分で10対10とハイスコアで試合が拮抗する。
BREXの激しいディフェンスの中、スティールから竹内がファストブレイクで得点をすると流れを掴む。
ビブスが終了間際に三遠の大石からボールを奪って3Pを決め、29対18で第1Qが終了。
第2Q、開始早々に三遠に連続得点され、すかさずタイムアウトを取る。
ディフェンスから流れを取り戻そうとするBREXは、三遠のドジャーから3回目のトラベリングを奪う。
その際に激高した三遠のドジャーがボールを投げつけてしまい、2度目のテクニカルファールを取られ退場となる。
田臥のスティールからのレイアップや竹内のジャンプショットなど連続得点するが、三遠のチルドレス、アシャオルの両外国人選手に得点を許し、41対33で前半終了。
第3Q、1ケタ差で食らいつく三遠に対し、田臥が緩急をつけたドリブルからのジャンプショットやレイアップで巧みに得点する。
三遠も田渡の3Pやチルドレスのダンクで応戦。
残り12秒に熊谷のジャンプショットが決まり、66対59で第3Q終了。
第4Q、渡邉のスティールからギブスが自分で持ち込みダンクを決める。
三遠のアシャオルがインサイドで得点を重ねるなど、一時3点差まで追い上げられてしまう。
しかし、アシャオルが残り4分半のところで5ファウルとなりファウルアウトとなる。
残り1分を切り、4点差のところからファールゲームとなる。
三遠の田渡がレイアップを決め3点差となった後、ファールゲームを躊躇した一瞬をついて走れい出していた田臥にギブスからパスが入り、速攻でレイアップを決めるビックプレイとなる。
再びファウルゲームとなったが、93対88で逃げ切った。
第1Qに11点差を付けたBREXであったが、残りの第2から第4Qまでは、全て三遠に得点で負けていた。
BREXの1試合平均失点は68.1となっており、後半の守備に問題があると言える。
また、三遠のシュート成功率が1試合を通して64.7%と高確率であったことも一因と言える。
最後に逃げ切れたのは、オフェンスリバウンドが相手より11本多い16本あり、セカンドチャンスが多数あったこと、スティールなど相手のトラベリングやパスミスから得点のチャンスを奪ったことが言える。
前日の試合ではBREXのホームコートの雰囲気に圧倒され本来の力を出せなかった三遠が、田渡の連続3Pで本来の力を発揮し、チルドレスを中心に果敢にゴールにアタックしてきた結果と言える。
しかし、最後まで逆転されることなく逃げ切れたことは、大きな1勝と言えるだろう。
■ 取材写真
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