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9月24日 秋田ノーザンハピネッツ戦 |
2016/9/24掲載 |
B.LEAGUEが開幕。新たな歴史の幕明け!
栃木BREX | vs | 秋田 |
68 | - | 83 |
17 | -1st- | 20 |
16 | -2nd- | 22 |
21 | -3nd- | 24 |
14 | -4th- | 17 |
バスケットボールに新しい歴史が生まれた「B.LEAGUE」の開幕。
歴史の幕明けは、9月22日に東京の国立代々木競技場で行われたアルバルク東京と琉球ゴールデンキングスとの対戦であったが、ここ栃木県での幕明けは、9月24日にブレックスアリーナ宇都宮で行われることとなった。
新たな幕開けの記念すべき日に会場に集まったファンは、クラブ史上2番目となる3,843人。
天井吊り下げ式の映像装置が会場に設置され、会場の盛り上げに一役を担った。
選手の起用方法として変わったのは、オンザコートの取り扱いだろう。
各クォーター0〜2名の範囲でクラブごとに設定することになり、1試合のオンザコート総数が6枠。
試合前に申請をすることになり、戦術としても重要になってくる。
ブレントンは、昨シーズンまでは帰化申請中の選手として帰化選手と同様に取り扱われたが、B.LEAGUEでは外国人選手と同じ扱いになってしまった。
そのため、オンザコート1の時には、ロシターと一緒に試合に出場することが出来なくなった。
この日のオンザコートは、1-2-1-2で申請。
BREXのスタメンは、田臥、遠藤、古川、竹内、ロシターの5人となった。
第1Q、秋田は、昨シーズンまでBREXに在籍した安藤がスタメンのPGとして出場。
試合開始後、最初のシュートは、安藤のレイアップであったが、竹内がブロックする。
BREXは、古川が3Pを打つが外れてしまい、オフェンスリバウンドを取った竹内がゴール下から得点し先制する。
果敢にゴールを狙う秋田の安藤に9点を奪われたが、遠藤の3Pやフェイダウェイシュートを決めて、両チーム譲らない展開となる。
しかし、終了間際に秋田のスティーブンスに2本のダンクを決められ、17対20で第1Q終了。
第2Q、ギブス、古川、ロシターの得点で逆転するが、秋田に5本の3Pを決められてしまい33対42と再びリードされて第2Qが終了。
第3Q、前半は秋田の田口を0点に抑えていたが、ついに得点を許す。
古川、竹内、須田が連続ゴールを決めるが、秋田の田口、安藤に3Pを決められるなど、54対66で第3Qが終了。
第4Q、点差を縮めたいBREXであったが、秋田のスティーブンスにディフェンスリバウンドを奪われ得点されるなど、流れを掴むことが出来ない。
田臥のミドルシュートや古川のフリースローで残り5分21秒には、10点差まで追い上げたが、秋田の菅澤、安藤に3Pを決められてしまうなど、残り1分53秒には20点差を付けられてしまう。
田臥の3Pや最後にギブスのスティールから遠藤がファーストブレイクで得点し意地を見せたが、68対83で完敗した。
■ 記者会見
【秋田:長谷川HC】
選手にB.LEAGUEの開幕戦でB1のクラブとして戦えること、この場にいられることに感謝して一生懸命やろうと伝えた。
とくに、ディフェンスをとにかくがんばろうと話し、今日はまさにそれができた試合だった。
相手のミスやシュートが入らなかったこともあるが、ディフェンスがうまく機能したことで良い流れでオフェンスに入れた。
今日はタフショットや3ポイントがよく決まったが、明日は同じようにうまくはいかないので、一旦リセットし、気を引き締めて勝ちにいきたい。
【ウィスマンHC】
予想していたシーズンの始まりではなかった。
完全に秋田の方が上回ったゲームだった。
全クォーターの得点で負けているし、激しさの部分で一番負けていたところ。
シュート確率46.8%、3Pを54.5%も決められるようなディフェンスでは勝つことはできない。
リバウンドの数では10本勝っているものの、15本のオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで得点が2点。フィニッシュができていない。
シュートを焦ってミスを犯してしまい、ブレックスのバスケットらしからぬパフォーマンスだった。
この敗戦を受け止めて、明日に備えたい。
【田臥】
出だしから相手のペースになってしまい、追いかける形になってしまった事が良くなかった。
相手のピックアンドロールから得点を取られてしまい、タフショットも決められてしまった。
自分たちは決め切る部分も足りなかった。そういった部分で、点差を縮められなかった。
今日の敗戦は、非常に悔しい歴史の1ページになってしまった。
しかし、大勢のファンの方々が会場に駆けつけてくださり、後押しをしてくれた事にとても感謝している。
勝利してファンの皆さんに恩返ししたかったが、明日はファンの皆さんにしっかりと勝利を届けたい。
■ 取材写真
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特集・取材レポート
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